日光


池袋発7:37の特急に乗ると2時間ほどで日光に付く。
いままでは、どこに行くのも車であったが、最近は電車がお気に入り。車は便利なのだが、一か所に度々まらない俺の性格上、ラリーになってしまう。その点電車は、徒歩も絡むのでいままで見逃してきたものを発見でき、嫌でも待ち時間をとどまらなければいけなくなるので、ゆっくりできる。
うちの周りでは、近くの庭園か椿山荘あたりで数本ある紅葉をみることしかできないで、妻を拉致って東照宮に行ってきた。

小学校に上がる前、東照宮の祭事で流鏑馬をしにここに連れてこられたことがある。
なぜ俺が、数千人の観衆の中を馬に乗せられ走ったのかは謎だが、派手な衣装を着せられ一人で乗せられ(乗馬経験なし・・)「落馬したら怪我じゃ済まないぞ!」と脅され、激しく鞭を入れ馬場(218メートル)を全力疾走する馬に半泣きになりながらしがみついた恐怖はいまだに覚えている。
三代将軍家光の廟所 大猷院 参道脇《TOP写真》
日光方面すべてのツアーに組み込まれてそうな東照宮と違い興味のある人しか来ないせいか廟所らしい空気と気配を感じることができた。
東照宮は、家光が莫大な金を使大改築(寛永の大造替)したと言われるが、大猷院をみて自分のためにこれを作るために爺さんが奉られているところを豪華にしたのでは?と感じた。規模は小さいが、山を切り抜き石垣で囲われた敷地、建造物の装飾、彫金の細かい仕事は、東照宮を上回るように見えた。

《上》東照宮の彫刻。

三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)や眠猫が有名だが、いたるところに彫刻がされている。その数千を超えるらしい。玄武、朱雀、青龍、白虎、麒麟もあるとか。
少し前に、「日光東照宮の謎」という本をアマゾンで取り寄せ読んでみた。ここの神官が書いているらしく、詳しいが思想感が強く宗教的で、それについて多く書いてあるのが俺には退屈だった。構造やデータなど羅列したような資料集のようなものがあればよいのだが。


1 件のコメント:

alf さんのコメント...

ちょw
もうめんどくさいから、ここにうPせよww

とはいえ、東京も本気でみようとおもったら年単位だねー。

こっちは似たような景色ばかりだー。

今日は外人の遊んでくる(リアルのw)
神聖ローマ帝国の末裔、オーストリア人だ−。