北へ北へ

宗谷岬 2099.1.7

1/5 上野発19:03 北斗星号で北に向かった。

年末から思いついたこの旅だが、なかなか出発の踏ん切りがつかなかった。理由は妻のリアクションである。俺の言うことに反対することはないが笑顔で送り出してもらわないと旅がつまらなくなる。
俺が、家をあけると、もう二度と戻ってこないのではないのだろうか、という不安にかられるらしい。

月曜日の朝から出発する予定でいたが、そんなことで腰をあげたのは正午を回ったとき。この時間からでは、最速のはやてを使っても今日中に本州を抜けれない。青森あたりで一泊しなければならなくなる。JRえきねっとでいろいろ調べる。

「上野発の夜行列車おりたときから♪」
夜行なら出発までに時間もあるので準備もできる。空席を調べると北斗星B寝台に空きがあった。
「1人は絶対だめ><」と言う妻との条件で、今年中学生になる次女を同伴することにした。部屋でまったりしていた次女は、突然荷支度をするよう言われなんのことだかわからずもすこし落ち込んでいる。しかし、でび家の掟 「むくれ」は許されない。回避不可能とすぐに察知して、明るく元気よく荷物をバッグに詰め込みだす。とはいえ、本人はどこにいくのか何泊するのかもしらない。とにかく寒いとこに行くからその準備をしろ!といわれ本人なりに準備を済ませた。

切符売り場に行くと、A寝台個室DXてのが空いていたのでそれにした。おれ的には、B寝台であやしい鉄オタさんたちにまみれ、隙をみて話しこみ楽しみたかったが、娘同伴なんであきらめた。ホームで列車を待つと、とてもゆっくりゆっくりとコバルトブルーの列車が入ってくる。どうして?と聞きたいぐらいゆっくり終着の線路止めへとゆっくりと。それを待ち構えるカメラをもった真剣なまなざしの集団へのサービスなのだろうか。

つづきは気が向いたら。


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