SONY HDR-CX7

2007年7月に発売されたこいつに、当時から俺は興味があった。上の写真では遠近感が誇張されサイズがわからないが、このサイズで、ハイビジョン撮影が可能。音は、DOLBY DIGITAL 5.1CREATORで記録される。レンズは、OEMといえCarl Zeiss。細かい性能は興味があればメーカーサイトで見てもらうとして、とにかくきれいに撮れる。補助光なしでかなり暗いところでも問題なく撮影できるのでほとんど使うことはないが、真っ暗闇でも撮れるNIGHTSHOTも装備している。
記録メディアにメモリーステックのみを使用するモデルで、記録ディスクの購入やハードディスクの破損を心配する必要がない。メリットばかりのこのカメラだが、大きな問題があるw この問題のおかげで発売から一年ちょいで販売店価格は下落し2か月ほど前新品を半額以下の5万円を切る値段(発売当初15万以上していたような?)で手に入れることができた。現在はCX7は販売終了し後継のCX12が発売されているが、だいぶん太ったきがする。

実際これが1年あまりで半額以下まで値下がりした理由には、大手量販店の店員が販売する際にこれを勧めないからである。実際おれも、なんどか目にした時毎度お勧めされなかった。
公式ページには真中に赤字で書かれるほどの注意点があるからだ。
撮影した映像は、HDMI端子を使い直接HD対応のTVにつなげば見ることができる。また、付属している台座とケーブルを使えば、アナログで白赤黄のAV接続(HDで撮影した意味がないが)でも再生は可能だ。しかし最近安くなったとはいえ、メモリーステックの大容量なタイプは1万円前後するので、こいつを何枚も用意してそこに保管するのは、よっぽどの秘蔵映像でない限り家庭用ニーズではない。
撮影済みのデータの保管先は、ハードディスクかDVDもしくはブルーレイにするほかない、保管する方法は2通りで、パソコンを使うか、別売りのDVDライターを購入するしかない。ブルーレイレコーダーのハイエンド機種にはこれに対応するものもあるが、わざわざ新たに購入するにはすこし大掛かりだ。
2007年の発売当初は、これらのライターが発売されていなかったらしくパソコンでの取りこみ以外の選択肢はなかったらしい。現在使えるDVDライターも記録メディアには安価なDVD-Rを使用できるが、記録方式が、AVCHDであるためDVDレコーダーでは再生することができない。
AVCHDによりサイズは多少小さくなっているとはいえ、ハイビジョン映像はデータが非常に大きいので、これを処理するためのパソコンはそれなりのスペックが必要だ。DVDプレーヤーで再生できるようにようにするためには、エンコード処理の必要があり、俺のパソコンでも附属されている純正ソフトを使用すると、約30分の撮影データを処理するのに数時間要する。DVDにするので当然画質は低下する。
これらの問題をすべて納得した上で、クリア出来できなければ、快適に使いこなすどころか、まったく使い物にならない代物なのだwだから、クレーム返品にならないように店員は進めない。
がしかし、はじめに書いたようにこいつのスペックはとても高い。流石はSONYだ!
俺は、こいつの問題点をすべてクリアしいま快適に使いこなせているので、次の記事でそれについて書くことにする。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

>メモリーステックの大容量なタイプは
>1万円前後するので、
>こいつを何枚も用意してそこに保管す
>るのは、よっぽどの秘蔵映像でない限
>り家庭用ニーズではない。

ふーむ なるほどなるほど。
秘蔵モン見せんかい?www